平和不動産(株)は、「名古屋証券取引所ビル」(名古屋市中区)が23日に竣工すると発表した。
同物件は、鉄骨造地上7階塔屋1階の事務所・店舗で、敷地面積803.71平方メートル、延床面積4,828.90平方メートル。名古屋経済の中心地である伊勢町のほぼ中央に位置する。
外観は、「伊勢町活性化」のシンボルとするべく、花崗岩により縦ラインを強調した重厚感と先進性を併せ持つデザイン。上層部3~7階は、ITインフラ対応の設備仕様、セキュリティーシステム、環境・省エネ対策に配慮するとともに、制震ダンパーによる耐震性能を備えたオフィスを設けたほか、低層部には開放的な店舗スペースを確保した。
5~7階に(株)名古屋証券取引所、4階には中部証券金融(株)、3階には日本証券業協会名古屋地区協会と名証取引参加者協会、1・2階の店舗部分には、イタリアのラグジュアリーブランドであるエルメネジルド ゼニアが入居する。