不動産ニュース / 開発・分譲

2008/2/28

マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク鳥栖I」が竣工/プロロジス

「プロロジスパーク鳥栖I」外観
「プロロジスパーク鳥栖I」外観

 プロロジスは26日、マルチテナント型(複数企業向け)物流施設「プロロジスパーク鳥栖I(ワン)」(佐賀県鳥栖市)の竣工式を同施設内で執り行なった。

 同施設は、鉄骨造地上3階建て、延床面積7万3,037平方メートル。九州自動車道、大分自動車道、長崎自動車道、国道3号など九州の東西南北を結ぶ主要幹線道路の結節点であり、博多港、福岡空港、有明佐賀空港など九州における物流重要ハブや福岡市をはじめ近隣都市を結ぶ鳥栖インターチェンジから約1kmに位置。九州全域を対象とした物流拠点として最良の立地優位性を備えている。

 倉庫スペースは6.3mの梁下有効高を確保、ラックの4段積みを可能とした。トラックバースは10トン車換算で1階に56台、スロープを使用して直接アクセス可能な2階に36台分を設置。かつ、1スパンに4トン車3台の接車が可能なため、大量の荷物を迅速に搬出入できるという。2階には、奥行き15mの大庇を設置することで、倉庫スペースと車路の間の空間を有効的に使用することが可能。

 また、外周道路に沿って豊富な植栽スペースを設け、敷地内道路の舗装には車両排気ガス成分の窒素酸化物を除去する工法を採用し、地域環境の保全に貢献する。その他、食事・休憩をとることのできるラウンジなどのアメニティ空間、IT完備のオフィス、防災システムや24時間対応可能な有人セキュリティシステムも装備。1階にはトラック用駐車場71台、乗用車用駐車場205台分を設置した。

 鳥栖市内では、すでに取得、運営中の「プロロジスパーク鳥栖III」を合わせ、開発、運営、計画中の施設は計4施設、総延床面積は約13万7,000平方メートルとなる。九州地区では、すでに取得している施設と鳥栖市内の4施設を合わせて計8施設、約21万2,000平方メートルを所有、運営、開発中。

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サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

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