ニチモ(株)は14日、2008年9月期中間決算を発表した。
当期(2007年10月1日~2008年3月31日)は、連結売上高114億7,500万円(前年同期比▲57.3%)、営業利益▲7億4,800万円 、経常利益▲14億500万円、当期純利益▲25億4,200万円。
主力の不動産販売事業が、市況の悪化と引き渡しのずれ込みなどにより、大幅に収益を悪化させたことが原因。当期の引き渡し件数は281戸(同▲66.8%)、売上高も85億2,400万円(同▲64.9%)となり、営業利益▲1億700万円の赤字となった。
一方、請負工事事業は、提案型営業の推進などにより、売上高14億1,000万円(同12.8%増)、営業利益1億400万円(同110.2%増)と大幅に伸びた。
通期では、連結売上高545億円、営業利益26億5,000万円、経常利益13億円、当期純利益1億円を見込んでいる。