プロロジスは25日、記者会見を開催した。
同社は日本市場への積極展開をにらみ、今夏8月中旬まで、世界本社機能を4週間ほど東京に一時移管するが、これに伴い会長兼CEOのジェフリーH.シュワルツ氏が来日したことから開催したもの。
ジェフリーH.シュワルツ氏は会見で「日本ではこれまで、62社と延べ120以上の契約を行なっており、うち13社が複数施設を利用するリピートカスタマーとなっている。今回の東京移転は、今後の展開を意識したものであり、市場に対する感謝の気持ちの表れでもある。今回の東京での経験は大変貴重なものとなった。今後も市場への積極的な展開を行なっていきたい」などと述べた。
同社は、賃貸型物流施設の専門の不動産開発会社として、現在世界121地域で2,800棟以上を、日本では開発中の施設を含め、91棟を運営・管理しており、2010年には、日本における所有・運営資産額を1兆円にまで引き上げたい考え。