不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/9/2

分譲マンション販売順調も、市況の影響を受け減収減益/積水ハウス09年1月期中間決算

 積水ハウス(株)は1日、2009年1月期中間決算を発表した。

 当期(2008年2月1日~7月31日)の連結業績は、売上高7,834億4,700万円(前年同期比▲1.7%)、営業利益509億4,300万円(同9.5%増)、経常利益519億2,200万円(同5.2%増)、当期純利益280億600万円(同▲2.3%)。

 セグメント別にみると、工業化住宅請負事業は全般として、戸建住宅は受注が回復傾向にあり、また賃貸住宅「シャーメゾン」は堅調に推移、売上高3,228億8,800万円(同▲9.7%)を計上した。
 不動産販売事業では、戸建住宅販売事業は、販売シェア拡大に努めたものの、不動産市況の鈍化の影響を受け低調に推移。分譲マンション事業については、三大都市圏を中心として、販売リスクの低減に努めて分譲した結果、順調に推移した。また、都市再開発事業については、「東京ミッドタウン」の持分を売却し、業績に大きく寄与。以上から売上高は1,966億5,300万円(同8.8%増)を達成した。
 不動産賃貸事業については、積和不動産各社との連携を強化し、積水ハウスグループとしての相乗効果を最大限発揮、ニーズが高まる都心部を中心に積極的な展開を行なった結果、引き続き好調に推移、売上高51億7,800万円を計上した。
 なお、連結受注高は8,627億2,800万円(前年同期比6.3%増)。

 通期(08年2月1日~09年1月31日)の連結業績予想は、売上高1兆5,800億円(前期比▲1.1%)、営業利益890億円(同▲18.9%)、経常利益900億円(同▲21.1%)、当期純利益480億円(同▲20.5%)を見込んでいる。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。