(株)クリードは9日、東京地方裁判所に会社更生手続開始の申し立てを行ない、同日受理されたと発表した。
同社は、サブプライムローン問題の顕在化以降、不動産市況の悪化に伴い、保有不動産を売却して200億円以上の有利子負債を削減。また、事業売却や人員削減も併せて進めてきた。しかし、不動産市況の悪化が予想を超えて急激に進行し、資金繰りが難航。08年12月下旬以降に返済期限が到来した金融債務の返済を行なうことができず、以降の債務についても返済の見通しが立たない状況となったことから、同申し立てを行なったもの。
なお、負債総額は650億8,100万円。