東急コミュニティー(株)は29日、2009年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(08年4月1日~12月31日)の連結業績は、売上高825億6,800万円(前年同期777億6,900万円)、営業利益44億8,700万円(同50億2,700万円)、経常利益46億300万円(同51億4,900万円)、当期純利益25億9,300万円(同28億4,100万円)となった。
セグメント別では、管理業は、マンション管理において、顧客ニーズに対応するための小規模マンション向けの商品を開発するとともに、業務の標準化、品質の均一化、生産性の向上をめざし、マンション管理業新システム(Key-Net)の機能拡張などを実施。
結果、売上高は、新規受注等によるマンション管理ストック拡大などにより549億9,500万円(前年同期比0.4%増)、営業利益は38億8,200万円(同▲16.7%)を計上した。
賃貸業においては、売上高は、当期および前期の新規物件によって128億9,400万円(同8.4%増)と増収となったが、連結子会社における貸会議室の新規出店費用の発生および稼働率の落ち込みなどにより営業利益11億5,500万円(同▲13.0%)となった。
通期では、売上高1,139億円、営業利益69億1,000万円、経常利益70億2,000万円、当期純利益40億4,000万円を見込んでいる。