ジャパン・オフィス投資法人(JOI)は9日、資産の譲渡を発表した。
譲渡するのは、「COI六本木ビル」(東京都港区)、「COI平河町ビル」(東京都千代田区)、「COI新橋ウェストビル」(東京都港区)、「COI国立ビル」(東京都国立市)、「アスパイア7番館」(兵庫県尼崎市)の5物件。
譲渡物件のうち、ローンの担保物件であるものについてはローンの返済に充当。無担保物件の譲渡代金は今後のリファイナンスの際に活用するなど、財務体質の強化を図る。
譲渡価格は、順に28億7,000万円余(帳簿価格28億4,000万円余)、7億5,000万円(同10億2,265万円余)、7億500万円(同8億6,762万円余)、18億6,870万円(同20億2,900万円余)、5億5,000万円(同13億1,295万円余)。
「アスパイア7番館」の譲渡先は三和工業(株)で、その他の譲渡先については非開示。
なお、これに伴い同投資法人は2009年4月期の運用状況の予想を修正。
営業収益46億5,400万円(前回発表54億1,400万円)、営業利益19億2,100万円(前回発表26億4,100万円)、経常利益7億700万円(同14億3,200万円)、当期純利益7億600万円(同14億3,000万円)、1口当たり分配金5,200円(同1万500円)とする。