不動産ニュース / 開発・分譲

2009/3/12

100m超のランドマーク「平河町森タワー/平河町森タワーレジデンス」上棟/森ビル

「平河町森タワー/平河町森タワーレジデンス」外観イメージ
「平河町森タワー/平河町森タワーレジデンス」外観イメージ

 森ビル(株)は12日、同社参画の平河町二丁目東部南地区市街地再開発組合が建設を進めている「平河町森タワー/平河町森タワーレジデンス」(東京都千代田区)が上棟したと発表した。
 
 同建物の周辺には、皇居や国会議事堂、最高裁判所など日本の中枢機能が多く立地。地下鉄5路線の駅(永田町駅・赤坂見附駅)に近接し、青山通り(国道246号線)に面した利便性の高いエリアにある。
 地上24階地下2階塔屋1階建て、敷地面積約5,600平方メートル、延床面積5万1,800平方メートル、高さ102mで、店舗(1階)・オフィス(2~13階)・住宅(14~23階)で構成されたコンプレックスタワーとなっている。
 
 外観は、縦のラインを強調したデザインにより建物としての一体感を強調。オフィス共用部、ならびにレジデンス共用部・専用部には、木目と天然石を基調としたインテリアデザインを採用した。

 オフィスは、1フロア約1,550平方メートル、整形・無柱の開放感ある執務空間。上層階に位置するレジデンスは、1LDK~5LDKまでバラエティに富んだ約100戸の住戸(森ビル賃貸部分)を用意した。最上階には、入居者専用のルーフガーデンを設け、パーティ利用が可能なラウンジやジムも備えている。
 
 また、建物の高層化により生み出されたオープンスペースや屋上は積極的に緑化し、近接する皇居や赤坂御用地などど一体的な緑のネットワークを形成するなど、環境に配慮。さらに、エレベーター、エスカレーター、階段を設置することで敷地内の高低差を解消し、安全で快適な歩行者通路を確保、災害時の一時避難場所や広場を整備するなど、地域貢献にも寄与している。

 なお、竣工は2009年12月の予定。

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「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。