ジャパン・オフィス投資法人(JOI)は16日、2009年4月期の決算を発表した。
当期(08年11月1日~09年4月30日)の営業収益は54億8,700万円(前期比0.3%増)、営業利益は19億2,200万円(同▲26.4%)、経常利益は5億9,400万円(同▲56.5%)、当期純利益は5億9,400万円(同▲56.6%)、1口当たり分配金は3,611円(前期分配金:1万253円)。
当期は、新規テナント需要の減少、既存テナントの退去および縮小傾向がみられるなか、ポートフォリオ全体の稼働率維持に注力するも、期初時点の稼働率90.8%から、期末時点では89.5%となった。
また、08年12月に1物件(COI東日本橋ビル)を、09年3月に5物件(COI六本木ビル、COI平河町ビル、COI新橋ウェストビル、COI国立ビル、アスパイア7番館)を譲渡。期末現在で、同投資法人の保有物件は合計57物件(信託受益権27件、現物不動産30件)となっている。
なお次期については、営業収益44億6,600万円、営業利益17億5,300万円、経常利益4億4,700万円、当期純利益5億2,400万円、1口当たり分配金3,100円を見込んでいる。