不動産事業者の情報交流を目的にした「REB-100社の会」(代表世話人:清水修司氏、(株)SD建築企画研究所代表取締役)は23日、19回目となるセミナー・情報交流会を開催。約300名が参加した。
冒頭あいさつした清水氏は「不動産業界は依然として先の見えない状況だが、本会に参加することで人脈と知識を広げ、この不況を乗り切っていただきたい」などと語った。
セミナーでは、(株)日本M&Aセンター代表取締役会長の分林保弘氏が、M&Aを活用した中小企業の生き残り策を解説。同氏は、人口減少社会の到来により、日本のあらゆる産業は集約化とグローバル化が必須になるとし、後継者問題と雇用の確保という中小企業の悩みを解決できるM&Aを推奨した。
続いて、(株)ジャパン・アセット・アドバイザーズ代表取締役の南 一弘氏が、混迷化マーケットにおける投資基準を伝授。セミナー後は、情報交流会が行なわれた。