不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/2/4

東京主要5区の大型ビル平均募集賃料、17ヵ月連続の下落/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は3日、2010年1月度の「東京主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)のオフィスビル市況速報」を発表した。

 同月の東京主要5区の大型ビル平均空室率は、8.33%(前月比0.30%増)となった。最も空室率が上昇したのは中央区で、5.73%(同0.52%増)と大幅に伸長。エリア外の新築ビルへの移転に伴う大規模な解約が見られた一方、価格調整は引き続いているものの成約は進まず、全般的に空室が長期化している傾向が見られた。
 他エリアは、渋谷区9.51%(同0.04%増)、新宿区10.28%(同0.30%増)、港区9.23%(同0.44%増)、千代田区6.91%(同0.22%増)。

 一方、平均募集賃料は坪当たり2万2,499円(同▲214円)と、17ヵ月連続の下落となった。

 また、新築物件については、空室率が25.08%(同▲0.52%)、平均募集賃料は2万8,375円(同▲1,458円)。

 同社では、年明け以降、企業業績の持ち直しに伴い、前向きな移転計画が少しずつ聞かれ始めてきてはいるが、具体的な動きとなって表れるには、まだかなりの時間を要すものと思われる、と分析している。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。