不動産ニュース / IT・情報サービス

2010/4/5

「借家住まいの高齢者男性一人暮らし」の社会的孤立を懸念。高齢者の社会的孤立に関するレポートで/ニッセイ基礎研

 (株)ニッセイ基礎研究所はこのほど、レポート「ジェロントロジー ジャーナル」を発表した。

 高齢者の社会的孤立について、同社主任研究員の土堤内昭雄氏がまとめたもの。
 世帯構造の変化や希薄化するコミュニティの現状から、一人暮らし高齢者の孤立する生活実態を明らかにし、孤立社会から脱却するための解決策について考えるのが目的。

 同じ高齢者といってもその世帯構造が社会的孤立状況と深く関わっており、借家住まいの一人暮らし、とりわけ男性がもっとも社会的孤立が懸念される高齢者像として浮かび上がってくると指摘。

 また、社会とのつながりの希薄化が高齢期のQOL(生活の質)に大きな影響を与えていること、高齢者の地域の居場所づくりにはさまざまな人や地域とのつながりをつくり出すコミュニケーション能力の涵養が必要なこと、地域に計画的に配置された公園は地域の人々のつながりをつくりだす公共空間として活用が注目されること、などについて、言及している。

 詳細は、同社ホームページを参照のこと。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。