日神不動産(株)は4日、2011年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~12月31日)の連結売上高は225億500万円(前年同期比▲0.8%)、営業利益6億200万円(同61.8%増)、経常利益5億5,500万円(同65.8%増)、当期純利益20億4,400万円(前年同期:当期純利益1億 5,900万円)。新築分譲マンションの値引き減少で売上総利益は51億4,500万円(前年同期比10.1%増)と伸長。また、連結化した多田建設(株)の販売管理費増加分もあり、営業利益は大幅増。同社の連結化に係る負ののれん発生益約14億円の計上で、最終利益は20億円を突破した。
主力の不動産事業は、分譲マンションの販売戸数が前年同期の825戸から437戸と半減。売上高117億4,500万円(同▲44.9%)、営業損失1億7,500万円(前年同期:営業利益5億2,900万円)を計上した。
なお通期では、連結売上高415億円、営業利益30億円、経常利益29億円、当期純利益41億円を見込んでいる。