南海電鉄グループの南海商事(株)と東急不動産(株)の共同事業体は5日、大阪市交通局が主催する「御堂筋線梅田・なんば・天王寺駅『駅ナカ』事業提案競技」で運営管理予定者に選定されたと発表した。
同競技は、3駅の商業スペースに最適な事業コンセプト、レイアウトおよびデザインを構築するとともに、駅構内にふさわしい店舗選定から運営管理まで一貫して行なう事業者の提案募集をしたもの。
各『駅ナカ』商業施設のオープン予定時期は、梅田駅(約473平方メートル)が2014年4月頃、なんば駅(約953平方メートル(1部区画を除く))が13年10月頃、天王寺駅(約627平方メートル)が13年4月頃。今後、両社は各駅と周辺エリアの価値向上に貢献できる「駅ナカ商業施設」をめざして事業を推進していく。