阪急不動産(株)は、商業複合超高層マンション「ジオタワー天六」(大阪市北区、総戸数400戸)の着工を公表した。
「ジオタワー天六」は、「天神橋筋六丁目」駅直結し、地下鉄谷町線・堺筋線、阪急千里線の同駅までも徒歩1分、大阪の中心部という利便性の高い立地。
敷地面積4,455平方メートル、鉄筋コンクリート造近1階地上44階建て、塔屋2階。商業施設も出店する商業複合タワーとなる。
建物は日本初の太陽熱を利用した共用部分の空調システム「ソーラーリングシステム」のほか、高い省エネ効果を発揮する「マンションコージェネシステム」などを採用するなど、次世代の環境に配慮した先進の設備・仕様を導入。
また、低層部の外観デザインに「天六阪急ビル」のアーチ型3連窓を承継するなど、従前建物のデザインを引き継ぐランドスケープデザインとしている。
商業部分については、1~2階に食品スーパー「阪急オアシス」のほか、「りそな銀行」なども出店を予定。建物内に交番を設置するほか近隣の加納総合病院との提携サービスの実施も計画するなど、暮らしを快適にする利便施設を導入する。
住戸の専有面積は43.47~123.13平方メートル。間取りは1LDK~4LDK。
竣工は13年7月下旬、入居は同年8月下旬を予定している。