(株)東京カンテイは31日、2011年7月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向にある場合は「雨」としている。
同月は「晴」が前月の9から8に減少、「薄日」は11から12に、「曇」も7から10に増加した。一方、「小雨」は10から7に減少、「雨」は10で変化がなかった。天気が改善したのは7地域(前月比▲4)で、横ばいの地域は35(同7増)、悪化した地域は5(同▲3)となった。
前月比で改善した地域は、青森県、宮城県、大阪府、島根県、徳島県、高知県、長崎県。これらの地域では、築浅で高額物件が都市部に集中して流通する傾向が見られた。反対に悪化した地域は岩手県、山形県、福島県、愛知県、奈良県の5地域で、この5県では主要都市・郊外都市ともに価格は弱含み傾向となっている。
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