不動産ニュース / 団体・グループ

2011/8/31

既存住宅の改修提案が長期優良住宅先導事業に採択/木住協

 (社)日本木造住宅産業協会は30日、協会内に設置した「長期優良住宅先導的事業検討ワーキング」が会員の共同提案者34社とともに応募した「平成23年度第1回長期優良住宅先導事業の提案募集」で、「木住協ながい木リフォーム~棲み継ぎの家~」が既存住宅等の改修部門で採択されたと発表した。

 同協会のモデル事業・先導事業野採択では「新築部門」で過去3回採択されているが、「既存住宅等での改修部門」では初めて。

 同提案では、長期優良住宅の基本的な考え方として、高齢化社会への対応と、住宅を長期に持続的に利用できるものとするためには、住まい手の生活ステージを設定しその時系列的変化を想定してリフォームの内容を検討することが重要とし、子供が独立して老年期を迎えた夫婦世帯を主な対象として、1stステージと2ndステージに分類。各ステージに応じたリフォームの類型を示唆している。
 また、住まい手が快適で安全な暮らしを実現するとともに、住宅全体の長寿命化のため改修計画メニューの全体像を整理し、計画基準を設定し提案していく。

 同事業では、リフォームの係る事業を調査・診断、計画・設計、施工・検査および履歴情報整備・維持管理支援の4つに区分し、各工程の業務を実施する主体と役割を明確化し、業務を確実に遂行できる体制を整備する。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。