不動産ニュース / 開発・分譲

2011/9/2

東京・世田谷に大型シェアハウス開発/日本土地建物

シェアハウス「(仮称)世田谷区北烏山8丁目計画」外観イメージ
シェアハウス「(仮称)世田谷区北烏山8丁目計画」外観イメージ
1階共用スペースと共用テラスのイメージ
1階共用スペースと共用テラスのイメージ

 日本土地建物(株)は1日、東京都世田谷区北烏山8丁目26番で進めているシェアハウス「(仮称)世田谷区北烏山8丁目計画」(全87室)に着工した。入居者同士のより豊かなコミュニケーションを設計コンセプトとし、シェアハウスというより、“コミュニティハウス”と呼ぶべき建物を想定している。

 京王線「千歳烏山」駅よりバス5分、バス停「岩崎学生寮」から徒歩3分に立地。鉄筋コンクリート造地上3階建て、延床面積1,693.96平方メートル。既存のマンションをリノベーションする棟と、新たに建築する増築棟の2棟を、約100平方メートルのテラスと中庭でつなぎ、敷地面積の4分の1以上を地上緑化する予定。

 リノベーション棟は、3室ごとのユニットとし、21ユニット63室を設置する。ユニットごとにトイレ、シャワー、ミニキッチンなどの水回りを共用する形をとり、ユニットごとに女性専用・男性専用とする。

 増築棟の1階には、共用スペースとしてリビング、ダイニング、キッチン、ライブラリーなどを用意。中央にはガラスカーテンウォールを用いたシースルー階段を設置し、入居者同士のコミュニケーションを誘発する。2、3階にはドミトリータイプの個室を設けるほか、女性専用フロアの設置も検討している。

 入居者募集は2012年1月頃を予定している。

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サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。