(独)建築研究所は21日、2010年10月に開講した第51回「国際地震工学研修」を修了し、15日に同研究所(茨城県つくば市)にて閉講式を行なったと発表した。
同研修は、国際協力機構(JICA)と協力して行なっているもので、政策研究大学院大学(GRIPS)との連携により、海外研修生が所定の単位を取得すれば修士号を取得することができるというもの。修了生20名は16日、東京・六本木のGRIPSにおいて、同研究所の村上周三理事長より修士号学位記を授与された。
なお、1960年の開始以来、今回の修了生を含め、現在79ヵ国から1,034名の研修生を受け入れている。