不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/7/4

人件費・販管費増加により営業損失8億円/エス・バイ・エル13年2月期第1四半期決算

 エス・バイ・エル(株)は3日、2013年2月期第1四半期決算を発表した。

 当期(12年3月1日~5月31日)の連結売上高は76億5,200万円、営業損失は8億4,100万円、経常損失は8億3,000万円、四半期純損失は8億5,100万円となった。
 なお、同社は12年2月期に決算日を3月31日から2月末日に変更したため、比較対象期間が異なることから増減比率については記載していない。

 11年11月に実現した(株)ヤマダ電機との業務提携に基づき、暮らしとエネルギーと環境の未来を考える新しい住まいづくりの構想「スマートハウジング」に立脚した商品開発や技術開発を推進。また、ヤマダ電機の店舗に同社の住まい専用ブース「トータル スマニティー ライフ コーナー」を新設する等、新たなビジネスモデルを展開してきた。
 一方で、直販各店におけるマネジメントの強化や営業力・現場対応力の強化を図るため、地区本部制を導入。経験や実績のある地区営業本部長を招聘し、4月には過去最大規模の新入社員を採用する等、人員を拡充。営業力の抜本的強化に注力した。

 これらの結果、売上高は前年度水準となったものの、人件費の増加、先行投資等の販管費の増加により営業損失となった。

 通期については売上高530億円、営業利益12億円、経常利益11億円、当期純利益6億円を見込んでいる。

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