大井町西地区市街地再開発組合は3日、大井町西地区第一種市街地再開発事業のマンション「ブリリア大井町ラヴィアンタワー」(総戸数269戸)の竣工式を実施した。
同事業は日本土地建物(株)、日本土地建物販売(株)、東京建物(株)の3社が参加組合員として開発事業を推進してきたもの。「大井町」駅から徒歩5分に位置。鉄筋コンクリート造地下2階地上28階建てで、住宅(3~28階、269戸)、店舗(1~2階)、公益施設(2階)等で構成される。延床面積は3万3,166.35平方メートル。
品川区が定めた「品川区みどりの条例」に基づき、植栽敷地緑化率約33%を実現したほか、高効率TES熱源機「エコジョーズ」を採用し、高い断熱性を誇るペアガラスを使用するなど環境に配慮。住宅性能表示制度における「省エネルギー対策」では、最高等級となる4級を取得した。
また、建物に地震エネルギーが直接伝わりにくい中間免震構造の採用、揺れを減衰させるオイルダンパーの装備など、安心・安全にも配慮した。
なお、住宅の分譲はほぼ完了している。