(公社)ロングライフビル推進協会(BELCA)はこのほど、小冊子「建築・設備の維持保全のレベルとこれを踏まえた維持保全計画の策定」を作成した。
建物のロングライフ化を実現する上で必要不可欠な「維持保全計画」の適切な策定への寄与を目的としたもの。維持保全の仕様等の水準について“高度なレベル”、“標準的なレベル”、“最低限必要とされるレベル”の3段階で具体的に示し、対象建物の維持保全の体制など、維持保全計画の策定に当たって検討すべき事項を明らかにしている。
同冊子は、広く関係方面に配布するほか、申し込みに応じて頒布も実施する。定価は300円(税別)。
なお、11月には、維持保全計画の作成者や関係者を対象に、東京と大阪で「維持保全計画作成講習会~演習を通じて維持保全計画の作成の仕方を学ぶ~」も開催する。開催日時は、東京が11月9日(金)、大阪が11月21日(水)。小冊子、講習会共に、詳細や申込方法はホームページ参照。