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不動産業に携わる女性経営者や実務経験者を中心に組織する(一社)不動産女性塾(塾長:北澤商事(株)顧問・北澤艶子氏)は26日、明治記念館(東京都港区)でセミナーを開催した。
冒頭、北澤氏は「創業から70年が経ち、先日、孫(龍一氏)が社長に就任した。100億企業より100年企業を目指してきたが、孫が3代目を継いでくれたことで、100年企業の実現が見えてきた。私自身は、これからの第二の人生で何をしようかと真剣に模索中。これまでと同様に“今日はいい日だった”と思えることを見つけたい」と挨拶。
今回のセミナーのテーマは、4回目となる「私の仕事の流儀」。女性塾理事の2名が、これまで実践してきた取り組みやノウハウを披露した。
まず、都心および城南エリアを中心に、土地開発・分譲住宅・デザイナーズ賃貸マンションを手掛ける(株)東悠エステート代表取締役の東福信子氏が登壇。同社が“美人不動産”として展開する賃貸マンション「estLargo(エストラルゴ)」シリーズを紹介しながら、そのこだわりなどを披露した。
「“美人不動産”の条件は、人気のアドレスやまち並みの良さ、東南角地などが挙げられるが、現実にはこうした条件ばかりがそろうわけではない」とし、長年放置されて鬱蒼とした旗竿地に“ペット共生”といった付加価値を付けた賃貸マンションの事例などを紹介。マイナスと言われる土地でも、発想やデザイン次第で魅力的な不動産へと生まれ変わらせることができることを伝えた。「都心で選ばれるには、人気の立地やデザインに加え“付加価値”が重要。“ここに住みたい”と思われる空間価値を創り、長く愛される不動産を育てることで、“美人不動産”になる」と締めくくった。
続いて、千葉県大網白里市で事業を展開する大里綜合管理(株)相談役の野老 真理子氏が登壇。1日1時間の環境整備を行ない、業務時間の約4割を地域活動に充てながらも、社員一丸となって目標を達成していく過程を紹介した。同社の地域活動は、自社農園での野菜づくり、コミュニティダイニング運営、チェロやピアノのコンサート、地域の子どもたちのためのサマースクール開催など、約250にも及ぶ。
「隣の人が困っていたら助け合える、自分の時間を相手のために使うことができる、それがこの地域。地域活動を一緒に行なってくれる人がお客さまになり、社員になり、そうやって事業も成り立っていく。頑張ること、努力すること、喜ばれること、その成果をお互いに伝え合えるこの地域を、これからも守っていけたら」(野老氏)。
