不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/11/26

子育て世代の女性、住宅購入の理由は「子供・家族のため」がトップ/リクルート調査

 (株)リクルート住まいカンパニーは、(株)ベネッセコーポレーションと共同で実施した「『住まい』購入のお金事情調査」結果を発表した。

 両社は10月、住まいの情報提供において連携を開始。ベネッセコーポレーションの運営する女性向けコミュニティサイト「ウィメンズパーク」内のコンテンツとして、女性から見た住まいに関する意識調査を共同企画で行なったもの。調査期間は9月21~29日。調査対象は「ウィメンズパーク」会員のうち、2006年1月以降に住宅購入の経験のある25~49歳の既婚女性2,038名。

 「住まいを探そうと思った理由」では、「子どもや家族のために家を持ちたいと思ったから」(60.3%)がトップに。 次いで、「もっと広い家に住みたかったから」(32.1%)、「持ち家のほうが自由に使えて気兼ねがないから」(30.2%)と続いた。

 「家選びの際にあなたがゆずれないと思った条件」の上位回答では、新築・中古マンションを購入した人では「価格」(56.0%)がトップとなったが、その他の理由と比べ突出して高くはなかった。戸建住宅を購入または注文住宅を建築した人では「価格」は第3位にとどまった。同社は、「住まいを決めるにあたっては、必ずしも価格のみが優先されるわけではない模様」と分析している。

 また購入後、家計の厳しさを緩和するための取り組みとしては「食費の抑制」(49.3%)、「衣服費の抑制」(39.7%)、「懸賞・アンケート等によるポイント獲得などのプチ稼ぎ」(38.2%)などが上位を占めた。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。