不動産ニュース / 開発・分譲

2013/2/25

東京・世田谷区で、新築タワー型シェアハウス竣工/リビタ

居室部分(3~13階)を4つのクラスターに分けた。上から「開放的な眺望を満喫、くつろげる床座スタイルの『feel』」「シェア本棚を備えた『think』」「充実したキッチングッズのある『cook』」「美容を意識した『beauty』」となっている
居室部分(3~13階)を4つのクラスターに分けた。上から「開放的な眺望を満喫、くつろげる床座スタイルの『feel』」「シェア本棚を備えた『think』」「充実したキッチングッズのある『cook』」「美容を意識した『beauty』」となっている
「SABON(サボン)」がプロデュースした「beauty」の女性限定共用ラウンジ。ハンドソープなど随所に同社の製品が置いてある
「SABON(サボン)」がプロデュースした「beauty」の女性限定共用ラウンジ。ハンドソープなど随所に同社の製品が置いてある
専有部はベッド、小型冷蔵庫、机・イスなどは標準装備(写真はモデルルーム仕様)
専有部はベッド、小型冷蔵庫、机・イスなどは標準装備(写真はモデルルーム仕様)

 (株)リビタは25日、同社初の新築シェアハウス「シェアプレイス駒沢」(東京都世田谷区、全73室)を報道陣に公開した。

 シェアプレイスシリーズ12棟目で、同物件の完成により、同シリーズは全736室となる。東急田園都市線「駒沢大学」駅徒歩7分に立地。地上15階建て、延床面積は約2,200平方メートル。シェアプレイス部分は2~13階となる。事業主の(株)サナイコーポレーションから建物老朽化による建て替えの相談を受け、同社がシェアプレイスの企画を提案。リーシング、運営も引き続きリビタが行なう。

 玄関のある2階に全体の共用ラウンジ、3~13階の居室部分にも、2~3階ごとに小規模なキッチン付きラウンジ(約45平方メートル)を設けた。その共用部を中心に周辺階の居室を4つの「クラスター」に分け、入居者間のコミュニティを形成しやすくした。
 クラスターのテーマは「開放的な眺望を満喫、くつろげる床座スタイルの『feel』」「シェア本棚を備えた『think』」「充実したキッチングッズのある『cook』」「美容を意識した『beauty』」。「beauty」では、ボディケアコスメブランドの「SABON(サボン)」が空間をプロデュース、女性限定となる。クラスター単位の共用部には、キッチン、シャワー、ランドリースペースなどを完備している。

 住戸は、専有面積7~11平方メートル。賃料は7万~8万5,000円(別途共益費1万5,000円)。3週間前から入居者募集を開始。現在の申込件数は38件。男女比は4:6で、20歳代後半~30歳代前半の社会人が中心。中でも女性限定エリアは人気が高く、残り2~3室となっている。入居開始は3月1日から。

 同日説明にあたった同社常務取締役の森尻謙一氏は「新築によるシェアハウスは初。特にタワー型はまだ希少な存在だ。レンタブル比との兼合いはあったが、廊下などのスペースを効率化し、必要な共用スペースを確保した」などと話した。

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