野村不動産(株)は、(株)ファミリーネット・ジャパンと共同で開発したマンションエネルギーマネジメントシステム(MEMS)「エネコック」に、パナソニック(株)の高圧一括充電適応エコキュートを採用した新システムを開発した。
「エネコック」は、専有部の電力とインターネットを融合し、共用部電力のコントロールにより電力消費のピークを抑制するMEMS。これを、高圧一括充電適応エコキュートを組み合わせ、一次エネルギーの一元化を可能とした。ピークカット・ピークシフトの2つの設定をできるようにすることで、マンション全体の状況に応じたエネルギー消費量の最適化が可能となる。
同システムの採用に加え、リビングにおける最新高効率エアコンの実装設置や専有部照明をLED化。一次エネルギー消費量を、従来の電気ガス併用住宅に比べて約20%削減する。
新システムは、2015年3月竣工予定の「プラウドシティ新川崎」(川崎市幸区、総戸数271戸)に導入する。