不動産ニュース / リフォーム

2013/11/19

佐賀県のリノベーションオフィスをプロデュース/オープン・エー

「FACTORY SAGA」の内装。打ち合わせがしやすい長テーブルの向こう側の壁にはホワイトボード、マルチシェルフなどを設置。アイディアの集積場所として活用する
「FACTORY SAGA」の内装。打ち合わせがしやすい長テーブルの向こう側の壁にはホワイトボード、マルチシェルフなどを設置。アイディアの集積場所として活用する
「大テーブルを中心に新たな発想が生まれるオープンな空間に仕上げた」と話す馬場氏
「大テーブルを中心に新たな発想が生まれるオープンな空間に仕上げた」と話す馬場氏

 (株)オープン・エー(東京都中央区、代表取締役:馬場正尊氏)がデザイン、リノベーションなどを手掛けた佐賀県の東京オフィス(東京都港区)が完成。18日、報道陣に公開された。

 同県が進めるプロジェクト「FACTORY SAGA(ファクトリーサガ)」の拠点となるもの。「FACTORY SAGA」とは、東京エリアに住む30歳代女性を中心とした層をターゲットに、企業やブランド、メディアなどとコラボレーションしながら佐賀県の魅力を発信する。

 同オフィスは、床面積約100平方メートル、東京メトロ「表参道」駅徒歩7分に立地。馬場氏が運営・制作ディレクターを務める「東京R不動産」(http://www.realtokyoestate.co.jp)で、1992年築のオフィスビル1階部分を仲介し、同社がリノベーションを行なった。「クリエイティブな人たちに多く立ち寄ってもらえるよう、行政施設ではめずらしい立地、路面に面する1階を選択した」(馬場氏)。

 「Think with !!!~~」をコンセプトに、外観はオープンなガラス張りで入りやすい雰囲気に。オフィス中央には、スタッフやコラボ先が打ち合わせなどをしながら、さまざまなアイディアが生まれるよう幅1m20cm、長さ11mの大テーブルを設置。壁はピンナップなどがしやすい合板仕上げとし、ホワイトボードやマルチシェルフを設置した。

 馬場氏は「大きなテーブルでは大きな発想が生まれるという発想から、オフィスの中心に造作した。壁一面にはさまざまなアイディアが集積し、新たなプロジェクトが始まるきっかけのスペースになれば」と話した。

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