大和ハウス工業(株)は、(株)コスモスイニシア、オリックス不動産(株)の3社で建設中の分譲マンション「(仮称)ひばりが丘 Re-Dream 計画」(東京都東久留米市)A街区棟の概要を発表した。
同事業は、(独)都市再生機構(UR都市機構)が進める「ひばりが丘団地再生事業区域」(約34ha)内における、民間企業が事業パートナーとなる初の事例。PPP手法による官民連携事業として、UR都市機構が持つ街区設計やコミュニティ支援等のノウハウや技術を活かし、住民本位のまちづくりを推進していく。
同物件は、西武池袋線「ひばりヶ丘」駅徒歩18分に位置。敷地面積9,209.40平方メートル、延床面積1万2,301.24平方メートル、鉄筋コンクリート造地上11階建て。
新たな試みとして、既存のコミュニティと新しい住民が交流できる支援等を行ない、まちの運営・更新を住民主体で続けていく「エリアマネジメント」の考えを導入。街区の中心に、生活支援サービスを提供する施設や、地域交流のための空間「エリアマネジメントセンター」を設置する。
住戸は、専有面積68~89平方メートル(2LDK+N~4LDK)の多彩なプランを用意。複層ガラスや高効率給湯器などを導入し、省エネ・断熱性に優れた環境配慮型のマンションとした。
竣工は2015年2月下旬の予定、予定販売価格は未定。3社は、A街区棟144戸を第一弾として分譲していく。