不動産ニュース / 開発・分譲

2024/4/25

フージャース他、青梅駅前で住商公の複合再開発

「デュオヒルズ青梅ザ・ファースト」完成予想モデル

 (株)フージャースコーポレーションと(株)大京は25日、分譲マンション「デュオヒルズ青梅ザ・ファースト」(東京都青梅市、総戸数112戸(うち権利者住戸2戸))のマンションギャラリーを報道陣に公開した。住宅・商業施設・公共施設(図書館)が一体となった駅前の複合再開発で、都心アクセスの良さ、豊かな自然環境の両方が享受できるロケーションでアピールしていく。

 同物件は、JR青梅線「青梅」駅徒歩1分に立地する、鉄筋コンクリート造地上14階建てのマンション。建設地は駅前ロータリーと旧青梅街道に隣接。従前は低層店舗や商業ビルなどが立ち並んでいた場所で、2013年「青梅駅前地区第一種市街地再開発」準備組合が設立。両社が参加組合員として分譲住宅を企画・販売することとなった。青梅市の中心市街地再開発計画に位置付けられ、現在駅北側にある青梅図書館も建物内に移転する。竣工は26年2月下旬予定。

 外観は、ガラスバルコニー手摺と縦のマリオンで構成。基壇部は青梅縞の藍色をイメージしたタイル張り。1階は店舗11区画、2階が図書館、住戸は3階以上となる。共用設備は防災倉庫、宅配ロッカーなど。

 住戸は、南向き5スパン、東向き5スパン。2LDK・3LDK、専有面積約51~84平方メートル。二重床二重天井。天井高2,450㎜。リビング床暖房、食洗器、ホームセキュリティなどが標準。

 マンションギャラリーは27日にオープン。1期販売は6月を予定。販売価格は未定だが、専有面積70平方メートル前後の3LDKを中心に、最多価格帯4,200万円台を想定している。23年12月末にホームページをオープンし、これまでの資料請求数は300件。反響の8割は青梅線沿線住民で、残りも中央線沿線など都心在住者。ファミリー・プレファミリーとシニアがほぼ同割合で、シニアはリタイア後の新居としての検討、ファミリーにも豊かな自然環境が評価されている。

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市街地再開発事業

都市計画で定められた市街地開発事業の一つで、市街地の合理的で高度な利用と都市機能の更新を目的として実施される事業をいう。既成市街地において、細分化されていた敷地の統合・共同化、共同建築物の建設、公共施設の整備などを行なうことにより、都市空間の高度な利用を実現する役割を担う。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。