日本土地建物(株)と野村不動産(株)は6日、共同でオフィスビルを開発すると発表した。
日本土地建物と事業統合した分割会社日新建物(株)が、2012年より「小伝馬町ビル」(東京都中央区)の建替計画として検討してきたプロジェクト。両社が共同して隣地購入を進め、計画地を141坪から302坪へ拡大してきた。
このたび、野村不動産が展開する中規模ハイグレードオフィスビル「PMO(プレミアム ミッドサイズ オフィス)」として開発すると決定。同シリーズ20棟目の「PMO日本橋江戸通(仮称)」として工事に着手した。事業比率は日本土地建物50%、野村不動産50%。
敷地面積は930.61平方メートル、延床面積は7,349.32平方メートル。地上9階地下1階建て。24時間電力供給を可能とし、テナント用の非常用発電機スペースを用意する等、BCPにも対応。また、同シリーズ初となるラウンジを1階に配置し、テナントや来訪者がミーティング等に利用できるようにする。
竣工予定は16年6月。運営・管理は野村不動産グループが行なう予定。