不動産ニュース / 開発・分譲

2015/4/7

東京・糀谷駅前の複合再開発タワー、第1期が即完/旭化成不動産レジデンス

「ステーションツインタワーズ糀谷」外観イメージ
「ステーションツインタワーズ糀谷」外観イメージ

 旭化成不動産レジデンス(株)と(一財)首都圏不燃建築公社は7日、両者で開発している分譲マンション「ステーションツインタワーズ糀谷」(東京都大田区、総戸数335戸)の第1期・91戸が完売したと発表した。

 同プロジェクトは、東京都大田区で整備が進む「糀谷駅前地区第一種市街地再開発事業」の一環で、“FRONT WEST”(総戸数268戸)と“FRONT EAST”(同67戸)の2棟からなるタワーマンション。
 東京都の「防災街区整備方針」と「防災都市づくり推進計画」で重点整備地域の一つとされる大森中地区に位置するとともに、大田区の都市計画マスタープランの「地区の街づくり拠点」に位置付けられている。

 アクセスはそれぞれ、京急空港線「糀谷」駅から徒歩2分と同1分。敷地面積4,357.23平方メートル・1,000平方メートル。延床面積は3万4,142.32平方メートル・同8,947.90平方メートル。専有面積は36.64~86.79平方メートル・同44.08~52.36平方メートル。間取りはいずれも1LDK~4LDK。
 敷地内には住民同士のコミュニティ形成を促す多目的室やスーパーマーケット等の商業施設、高齢者支援施設や認可保育所が入ることとなる。

 第1期第1次の販売価格は3,070万~9,350万円。最多価格帯は6,400万円。登録申込件数は101件、最高倍率4倍、専有面積は36.64~85.36平方メートル。 
 同期第2次の販売価格は3,820万~7,440万円。最多価格帯は5,770万円。登録申込件数は10件、最高倍率3倍、専有面積は45.8~75.91平方メートル。

 登録者の年齢は30歳代(全体の約30%)と40歳代(同20%)が多数を占めた。家族構成は2人(同50%)と3人(同25%)が多く、職業は会社員や役員、公務員等だった。また、現在の居住エリアとしては、大田区が70%を占めた。

 「品川」駅徒歩7分、羽田空港へ6分という好アクセスという点や駅前再開発であるという点、商業施設や認可保育所が併設された複合再開発である点などが評価された。 

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