不動産ニュース / 開発・分譲

2015/7/6

東京・板橋区に総戸数621戸の大規模分譲が竣工/住友不動産

「SKY TIARA Residence in Forest(スカイティアラ)」外観。デザインにこだわりガラスウォールを採用した
「SKY TIARA Residence in Forest(スカイティアラ)」外観。デザインにこだわりガラスウォールを採用した
室内の様子。各戸には2つのウォークインクロゼットと納戸が設置されるなど、収納力の高さが評価された
室内の様子。各戸には2つのウォークインクロゼットと納戸が設置されるなど、収納力の高さが評価された
合計約4
合計約4

 住友不動産(株)は3日、大規模レジデンス「SKY TIARA Residence in Forest(スカイティアラ)」(東京都板橋区、総戸数621戸)を報道陣に公開した。

 アステラス製薬(株)研究所跡地の再開発。総面積1万6,000平方メートル超の広大な敷地を、ウエスト(3棟、総戸数456戸)とイースト(2棟、総戸数165戸)の2つのエリアに分けて構成。合計約4,800平方メートルの広場状の公開空地は1,000本以上の木々を植樹、歩行者空間も配置している。

 ウエスト棟は、都営三田線「志村坂上」駅徒歩8分、「本蓮沼」駅徒歩9分。鉄筋コンクリート造地上19階建て、敷地面積1万1,099.35平方メートル。専有面積57.20~88.40平方メートル(2LDK~4DLK)。入居開始は2015年7月から。
 イースト棟は、都営三田線「志村坂上」駅徒歩10分、「本蓮沼」駅徒歩11分。鉄筋コンクリート造地上13階建て、敷地面積4,970.04平方メートル。専有面積62.22~87.05平方メートル(2LDK~4LDK)。入居開始は15年4月から。

 周辺には、5つの大規模公園があり、徒歩10分圏内にはスーパーや幼稚園、通学区の小・中学校、病院などが揃い、生活利便の高い住環境が整っている。
 イースト棟1階には、居住者同士の交流の場やキッズスペースとしても利用できる「コミュニティルーム」を設置。2階には、24時間営業のミニスーパーや、入居者が優先的に利用できる保育園が入居する。
 公開空地には、防災井戸やベンチ兼非常用吹き出しかまどを備えており、非常時には防災広場としても機能する。

 坪単価は230万円台。74平方メートル(5,200万円台)を中心に供給しており、11日からは、ウエスト棟内にモデルルームを開設する。
 販売状況は、イースト棟(2月竣工)が8割契約済み。ウエスト棟(4月竣工)は、竣工時に4割の契約を目指していたが、予想よりも少し遅いペースで進捗。現在は内定を含めて220~230戸、今後1年強をかけて販売を強化していく方針。
 契約者の居住エリアは、板橋区が約30%、周辺区が約23%。年齢は30歳代が約49%と最も多く、家族構成は2人が約46%とこれから子育てを考えている共働き世帯が中心だった。
 購入者からは、板橋区では、1970年代に供給された「サンシティ板橋」に次ぐ2番目の大型分譲であること、10分圏内にスーパーや公園などが揃い、利便性が高いこと、各戸に2つのウォークインクロゼットと納戸のほか、トランクルームも付くなど、収納力が高いことなども高く評価された。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。