(株)メッセージはこのほど、2016年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~6月30日)の連結営業収入は200億6,000万円(前年同期比3.1%増)、営業利益21億1,900万円(同31.5%増)、経常利益20億1,900万円(同33.2%増)、当期純利益13億100万円(同56.3%増)の増収増益。
主力のアミーユ事業は、既存施設の入居率が競争激化で伸び悩んだことに加え、販管費の増加、介護報酬改定による保険収入の減少等で営業収入90億1,700万円(同1.7%減)、セグメント利益9億5,300万円(同28.0%減)にとどまった。
地域包括ケア事業は、期中3棟の「Cアミーユ」を開設。定期巡回・随時対応型訪問介護看護の収入が増加するなど、営業収入99億2,900万円(同7.0%増)、営業利益6億3,600万円(前年同期:営業損失2億1,500万円)と黒転した。また、給食事業も、施設の新規開業に伴う利用者数の増加で、営業収入17億1,900万円(前年同期比10.5%増)、営業利益3億9,200万円(同1.4%増)となった。
通期では、連結営業収入810億円、営業利益76億円、経常利益72億円、当期純利益42億円を見込む。