不動産ニュース / 開発・分譲

2016/4/26

中国企業とJV。愛知・常滑でホテル初弾/サンフロンティア不動産

「スプリングサニーホテル名古屋常滑」外観
「スプリングサニーホテル名古屋常滑」外観

 サンフロンティア不動産(株)は25日、都市型観光ホテル「スプリングサニーホテル名古屋常滑」(愛知県常滑市、客室数194)をオープンした。中国の春秋グループとの共同ブランド「スプリングサニー」の第1号店。

 同ホテルは、中部国際空港セントレアより電車で「常滑」駅まで3分、りんくうIC・常滑ICから自動車で約4分に位置。敷地面積2,912.68平方メートル、延床面積7,492.74平方メートル、鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階地上15階建て。2008年竣工の建物の内外装と備品関係を一新、駐車場とレストランの拡張も行なった。

 上層階は和を楽しむ畳敷きの廊下や、和畳にポケットコイルベッドを備えた和洋室を用意。天然鉱石を使用した人工温泉の大浴場「招き湯」も設置。客室は採光の良いツインルームを中心に、ベッドや枕の増設分にはシモンズ社製を採用、トリプル利用可能な客室も用意した。平均客室面積は24.28平方メートル、一部客室は49.14平方メートル。

 エレベーターは3基に増設。付帯施設として、会議室や大型バス駐車場の整備が完了し、空港への送迎サービスも実施していく予定。また、中国人スタッフによる中国語対応の充実や、無料Wi-Fi、普通車駐車の無料化などにも努めていく。

 同社は、オフィス事業に続く2本目の柱として、ホテル開発と再生を積極的に推進していく考え。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。