不動産ニュース / 開発・分譲

2016/4/26

「神戸阪急ビル東館」を建て替え。商業・オフィス・ホテルの複合ビルに/阪急電鉄

建替え後の「神戸阪急ビル東館」イメージ
建替え後の「神戸阪急ビル東館」イメージ

 阪急電鉄(株)は25日、「神戸阪急ビル東館」(神戸市中央区)の建て替えを発表した。

 同ビルは、「阪急神戸三宮」駅に隣接。敷地面積約7,100平方メートル。鉄骨造(地下部:鉄骨鉄筋コンクリート造)地上3階地下1階建ての商業施設と駅施設で構成される。現在の建物は、1995年の阪神・淡路大震災後に建築された暫定利用の建物で、旧建物は36年の完成から震災での被災まで、60年にわたり三宮駅前のシンボルとして親しまれてきた。

 建て替えにより、鉄骨造(地下部:鉄骨鉄筋コンクリート造)地上29階地下3階建てに生まれ変わる。建て替え後の延床面積は2万8,500平方メートル。駅の整備を一体的に行ない、神戸市営地下鉄との乗り換え利便性を向上させる。

 地下2階と2階に改札口、地下2階~2階に商業施設、4~15階にオフィス、17~28階にホテル、29階には展望フロアを整備。ホテルは阪急阪神ホテルズが展開する宿泊主体型ホテル「remm(レム)」が入居予定。竣工は2021年の予定。

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