不動産ニュース / リフォーム

2016/7/5

日比谷通り沿い、築42年の“モダニズム”ビルをリノベ/ブルースタジオ

「松岡田村町ビル」外観。モダニズムを反映するシンプルな外観
「松岡田村町ビル」外観。モダニズムを反映するシンプルな外観
最上階は元の天井高を生かし、プレミアム空間として提案する
最上階は元の天井高を生かし、プレミアム空間として提案する

 (株)ブルースタジオは、同社が建築設計監理を担当した「松岡田村町ビル」(東京都港区)のリノベーション工事を完成させた。

  敷地面積631.05平方メートル、延床面積5,406.09平方メートル、都営三田線「御成門」駅徒歩4分、JR山手線・銀座線「新橋」駅徒歩9分、日比谷通り沿いに立地。鉄骨鉄筋コンクリート造地上8階建地下2階建て、1974年2月築のオフィスビル。

 今回はエントランスおよび空いていた3区画(6~8階)を改装。戦後の日本の近代化に寄与した実業家・松岡 清次郎氏によるビルで、建設時には最上階に同氏の美術コレクションを展示した「松岡美術館」があり(現在は白金台に立地)、モダニズムを色濃く残していることから、これを生かす形でデザイン性・機能性を向上させた。企画時の周辺オフィスリサーチより、エントランス・共用部のリニューアルが賃料アップにつながることがわかったため、専有部は必要最低限の改修とどめている。また、過去の度重なる改修で付与されてきた内装・設備・インテリアを整理し、スマート化する作業を行なった。
 最上階は天井高が5.2mあることから、プレミアム感ある空間として、感度の高い人が集まる企業へ訴求を図る。
 なお、耐震基準適合証明書を取得済み。

 専有面積445.05平方メートル(134.63坪)。賃料は309万6,490円(6・7階)と444万2,790円(8階)。坪当たり2万3,000円と3万3,000円。

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