（株）東京カンテイは7日、2016年6月の主要都市圏・主要都市別の新築一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100～300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物ともに所有権の物件。
首都圏の新築戸建ての平均価格は、3,460万円（前月比0.6％下落）と、2ヵ月連続の下落となった。地域別にみると、東京都は4,339万円（同6.8％下落）で2ヵ月連続の下落。神奈川県は3,785万円（同2.0％上昇）、千葉県は2,820万円（同0.9％上昇）、埼玉県は3,125万円（同0.1％下落）。首都圏全体では、東京の下落が影響して弱含んだ。
近畿圏の平均価格は、2,975万円（同0.2％上昇）。大阪府で3,176万円（同0.3％下落）、兵庫県が2,991万円（同0.5％上昇）、京都府が3,205万円（同4.4％上昇）と、京都府が圏域全体をけん引したかたちとなった。
中部圏の平均価格は2,947万円（同1.5％下落）。愛知県で3,164万円（同1.3％下落）となったのが影響した。
福岡県は2,644万円（同1.4％上昇）だった。
