不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/9/15

首都圏分譲マンション賃料、引き続き上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは15日、2016年8月の三大都市圏分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たりの平均賃料は2,661円(前月比0.3%上昇)と、引き続き上昇した。
 都県別でみると、東京都では平均築年数が若返ったことが影響し、3,223円(同2.5%増)と比較的大きな上昇。特に東京23区では、3,372円(同2.0%上昇)と、直近1年での最高値を上回った。
 また、神奈川県2,045円(同0.1%増)や埼玉県1,611円(同0.3%増)では強含んだものの、千葉県では1,546円(同0.8%減)と3ヵ月ぶりに減少した。

 また、近畿圏の平均賃料は下落度合いが強まった影響で、1,782円(同1.9%減)と3ヵ月連続で減少し、5ヵ月ぶりに1,800円を割り込んだ。中部圏は1,568円(同0.1%上昇)と大きな変化はなかった。

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