(株)矢野経済研究所は16日、2016年「レンタル収納・コンテナ収納・トランクルーム市場に関する調査」の結果を公表した。調査期間は5~8月、収納サービスを展開する主要事業者や業界団体等にヒアリング・現地調査等を行なった。
15年度の国内収納サービス(レンタル収納、コンテナ収納、トランクルーム)の市場規模は603億4,000万円(前年度比8.0%増)。近年のサービス拠点拡大により、市場規模の拡大が続いている。16年度も傾向は変わらず、市場規模は652億6,000万円(同8.2%増)と予測した。
分野別の15年度市場規模は238億8,000万円(同5.9%増)、コンテナ収納は327億5,000万円(同9.8%増)、トランクルームは37億円(同5.7%増)となった。各分野とも拠点数が増加しており、市場は拡大傾向となっている。
16年6月末時点の収納サービス拠点数の合計は約9,500ヵ所。レンタル収納とコンテナ収納の室数合計は約43万8,000室で、13年6月末よりも23.4%増加した。