ミサワホーム(株)は8日、第29回企画展「バウハウスの教室」の報道陣向けギャラリートーク(学芸員による解説)を行なった。
バウハウスは、1919年ドイツに設立された造形学校。同社は、バウハウスの掲げた創作理念に共感し、89年から作品の収集を開始。作品約1,500点、資料約1,200点、芸術関連蔵書約1万3,000冊を所蔵し、「ミサワバウハウスコレクション」として、継続的に企画展を開催している。
今回の企画展では、バウハウスの造形教育を取り上げている。バウハウスの授業では、単にやり方をマスターするのではなく、試行錯誤させ、さまざまな感覚を開き、気付かせ、考えさせるような、ユニークな教育が行なわれたという。会場では、実際に課題の一部に取り組んで、複数の先生(ヨハネス・イッテン、ヨゼフ・アルバース、パウル・クレーなど)の授業を体験できるようになっている。
同企画展は2月24日まで開催。入館は予約制。休館日(毎週水・土・日、祝日、年末年始)を除いた前日までに電話(03-3247-5645)で予約する。