世界8ヵ国で学生寮開発などを手掛けるジー・エス・エー(GSA)の日本法人であるジー・エス・エー・ジャパン(株)は16日、日本で初となる自社物件開発に着手した。
GSAは、欧州や中東、アジア太平洋地域で学生寮に特化して不動産開発・管理運営・調査・コンサルティングなどを展開。これまでに世界各地で100校超の大学の学生寮プロジェクトに携わってきた経験を持つ。2014年7月に日本法人を設立し、大学の学生寮運営管理業務などを行なってきた。
日本での開発事業初弾は、16年8月に東京都文京区に開発用地約1,100平方メートルを取得。建物は鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上9階建て、延床面積約4,500平方メートル、総室数175室、総ベッド数364床。ラウンジやシアタールーム、学習スペース、バーベキュースペースなどのさまざまな共有スペースを備え、海外留学生と日本人学生で構成される入居学生のコミュニケーションを促進する。竣工は18年1月末の予定。