(一社)日本サステナブル建築協会は、JA共済ビルカンファレンスホール(東京都千代田区)で、「住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する調査」の中間報告会を、30日に開催する。
国土交通省では、2014~17年度(4年間を予定)のスマートウェルネス住宅等推進事業により、住宅の断熱化が居住者の健康に与える影響を検証する調査への支援を実施。その調査の実施事業者である日本サステナブル建築協会が、15年度までに得られた調査データに基づき、検証結果(室内環境と血圧など健康関連事象)について、中間報告を行なう。
検証は、断熱改修を予定する全国約1,800軒の住宅および居住者約3,600人を対象に、改修の前後における、居住者の血圧や生活習慣、身体活動量など健康への影響を調査するもの。中間報告では15年度までに実施した2,759人の改修前調査と165人の改修後調査から得られたデータに基づき検証を実施。住宅室内環境と血圧など健康関連事象との関連が確認されている。
参加費は無料(登録制)。定員は300名。詳細・申込方法については、協会ホームページを参照。