不動産ニュース / 開発・分譲

2017/1/18

「虎ノ門ヒルズ」隣接地の再開発、2プロジェクト着工/森ビル

手前から「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」「虎ノ門ヒルズ 森タワー」「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」の外観イメージ
手前から「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」「虎ノ門ヒルズ 森タワー」「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」の外観イメージ
完成模型。左からビジネスタワー、森タワー、レジデンシャルタワー
完成模型。左からビジネスタワー、森タワー、レジデンシャルタワー
「虎ノ門ヒルズ一体の再開発によって、虎ノ門エリアを世界のヒト・モノ・情報・カネを引き付ける都市へと成長させたい」と述べる辻社長
「虎ノ門ヒルズ一体の再開発によって、虎ノ門エリアを世界のヒト・モノ・情報・カネを引き付ける都市へと成長させたい」と述べる辻社長

 森ビル(株)は18日、同社が参加組合員として推進する再開発事業「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」および「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」の着工を発表。

 14年6月に開業した「虎ノ門ヒルズ 森タワー」の隣接地において推進する3プロジェクトのうちの2つ。もう1つは「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」。「虎ノ門ヒルズ」一帯に、国際水準のオフィス、住宅、ホテル、商業施設、交通インフラなどさまざまな機能を整備し、「国際新都心・グローバルビジネスセンター」となることを目指す。プロジェクト全体や各物件の概要は2016年4月13日付のニュースを参照。

 ビジネスタワーは2月着工、19年12月竣工。レジデンシャルタワーは3月着工、20年4月竣工を予定。

 18日にはビジネスタワー(虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業)の起工式および祝賀会を開催。同社代表取締役の辻 慎吾氏は「本事業は、14年に国家戦略特区の事業に指定されたことを受け、都市計画決定から着工まで約1年半と短い期間で進めることができた。森ビルとしても初めて着工する国家戦略特区プロジェクトで、虎ノ門ヒルズ一体開発の重要な事業。
 これから着工するレジデンシャルタワー、ステーションタワーと、既存の森タワーで都市を形成し一体的に運営することで、世界のヒト・モノ・カネ・情報を引き付ける都市への成長を目指す」と挨拶。

 来賓挨拶で登壇した国土交通大臣政務官の藤井 比早之氏は「日本経済を成長させる景気回復には、都市空間の活用・創造、不動産価値の向上が重要となるが、同事業は、国家戦略特区のリーディング事業として、その効果に大変期待している」などと述べた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。