(公社)全日本不動産協会、(公社)不動産保証協会は17日、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)にて、両協会東京都本部との共催で新年賀詞交歓会を開いた。各都道府県本部役員や衆参国会議員、都議会議員、関連団体役員などが集まった。
冒頭、挨拶に立った両協会理事長の原嶋和利氏は、「人口減少、少子高齢化社会を迎え、その対応するため、経済対策や地方創生等が進められている。土地・住宅分野においては、住宅ストック活用に向けた諸施策が打たれている。政府・与党に対して、これらの政策推進をお願いしたい。不動産取引は年々、より高度・専門化してきており、われわれは知識を積み上げていかなくてはならない。全日として、空き家対策を含めた既存住宅流通の活性化等諸課題への対応、全日ステップアップトレーニングの推進などを進めていく。そうして、念願の会員3万社体制を早期実現し、安全・安心の住環境の確保に取り組んでいく」などと述べた。