不動産ニュース / 開発・分譲

2017/1/18

梅田のビル建て替えプロジェクト、道路上空利用部分の建築工事スタート/阪神電鉄・阪急電鉄

完成予想イメージパース
完成予想イメージパース
現場写真(17年1月6日撮影)。東側(御堂筋側)から西方向を望む
現場写真(17年1月6日撮影)。東側(御堂筋側)から西方向を望む

 阪神電気鉄道(株)と阪急電鉄(株)は17日、阪神百貨店(阪神梅田本店)の入居する大阪神ビルディングと新阪急ビルの建替計画において、両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手したと発表した。

 同計画(梅田1丁目1番地計画)では、道路上空を活用した建て替えと周辺公共施設の一体整備により、都市機能の高度化・防災機能の強化、公共的空間創出などを図り、快適で質の高いまちづくりを推進している。

 道路上空利用は、2011年の都市再生特別措置法の改正で規制が緩和され、それにより認められた特定都市再生緊急整備地域内での特別措置に基づくもの。その適用による工事着手は、この計画が日本で初となる。

 22年春頃の全体竣工を目指す。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。