不動産ニュース / 開発・分譲

2017/1/25

和歌山で病院一体型の複合ビル建設へ/旭化成不動産レジデンス

「和歌山都市計画友田町四丁目地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図
「和歌山都市計画友田町四丁目地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図

 旭化成不動産レジデンス(株)が特定事業参加者として参画する「和歌山都市計画友田町四丁目地区第一種市街地再開発事業」の概要が、25日に発表された。今夏より既存建物の解体工事に着手、2020年2月の竣工を予定する。

 JR「和歌山」駅近くの大通り沿いの街区約2,880平方メートルに、病院を中心とした商業・業務・住宅の複合施設を整備する。建物は鉄筋コンクリート造鉄骨造地上20階地下1階建て。延床面積は約2万4,550平方メートル。基礎免震構造や防災倉庫の設置など、安心・安全な建物を計画する。

 1~2階に食品スーパーやクリニックモール、3~6階に人工透析センターを併設した総合病院を誘致。7~20階は旭化成レジが取得し、一般向け分譲マンション(総戸数99戸)として売り出す。建物高さ78.6mは和歌山市街地の分譲マンションとしては最も高い建物となる。

 分譲マンションは、子育て世帯にも高齢者世帯にも暮らしやすい住まいを目指し、2LDK~4LDKのプランニングを予定。病院と一体の建物という利点を生かし、24時間健康相談や定期健康診断などといった住民サービスも検討していく。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。