不動産ニュース / 仲介・管理

2017/1/27

「三井のリパーク」で「ボックス型駐輪場」を試験導入/三井不動産リアルティ

「CYCLE BOX」外観
「CYCLE BOX」外観
ボックス内部の様子
ボックス内部の様子

 三井不動産リアルティ(株)は26日、「三井のリパーク」に、ボックス型月極め駐輪場「CYCLE BOX」を導入した。設置場所は、霞が関ビルディング(東京都千代田区)。「三井のリパーク」におけるボックス型駐輪場の導入は今回が初。

 近年、都心部において自転車で通勤をする、いわゆる「ツーキニスト」が増加している一方で、自転車の盗難件数も増えている。こうした背景から、利用者のみならず、オフィスビルの差別化を図るディベロッパーからも、防犯性が高く、安心して利用できるボックス型駐輪場に対する期待が高まっていることから、導入に至った。

 1台あたり幅700mm、奥行き1,150mm、高さ2,000mm。ボックス内部に取り付けられたフックに自転車の前輪をかけて駐輪し、ヘルメットや着替えなどの小物もあわせて収納することができる。申し込み時に発行されるICカードで開錠管理。事業地内には盗難、いたずら対策として防犯カメラを設置している。

 (株)マースウインテック(長野県埴科郡、代表取締役社長:清水正行氏)とシステムを共同開発し、無人での運営を実現。利用者は新規申し込みから毎月の更新まで、事業地内に設置された精算機で手続きを行なうことができる。

 今後は、同駐輪場の利用状況を踏まえて、他エリアでの展開も検討していく。

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