不動産ニュース / IT・情報サービス

2017/2/10

空室のリアルタイム情報をサイトに反映/アットホーム、東急住宅リース

空室物件情報をサイト上に即時反映するイメージ図
空室物件情報をサイト上に即時反映するイメージ図

 アットホーム(株)は、東急住宅リース(株)が管理する賃貸物件の空室情報を、アットホームの運営するサイト上でリアルタイムに反映する。

 東急住宅リースがかねてより採用している(株)ビジュアルリサーチ(東京都品川区、代表取締役社長:中川一彦氏)の賃貸管理システム「i-SP」を活用することで、アットホームが運営する、同社加盟・利用不動産店向け不動産業務総合支援サイト「ATBB(アットビービー)」と、東急住宅リースの物件管理システムを、API(アプリケーションプログラムインターフェイス)によってリアルタイムに連動する。結果、ユーザー向け不動産情報サイト「アットホーム」にも最新情報を反映する。

 不動産会社は、電話などによる物件の空室状況の確認が不要となるため、スピーディな顧客への対応が可能になる。一般の顧客も「アットホーム」サイトで最新の情報を検索することができ、社会問題となっている「おとり広告」に振り回されることなく、希望の物件を探すことができる。

 なお、ビジュアルリサーチの「i-SP」が「アットホーム」などのポータルサイトとリアルタイム連動を行なうことは、初の試みとなる。

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