不動産ニュース / 開発・分譲

2017/2/13

東京・秋葉原駅前エリアの複合再開発を着工/住友不動産

「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」完成イメージ
「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」完成イメージ

 住友不動産(株)はこのほど、同社が地権者ならびに参加組合員として参加する「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」の着工を発表した。

 同事業は、JR「秋葉原」駅前の北東200mの細街路沿いに旧耐震の建物や低層木造家屋が密集した約0.5haの再開発。敷地の統合と建物共同化による土地の高度利用区画道路や広場などの整備を行なう。敷地面積約2,530平方メートル。鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上21階地下2階建て。免震構造を採用し、延床面積は約3万700平方メートル。オフィス、住宅、商業施設が入居する大規模複合施設を建設する。

 オフィスフロアの基準階は広さ約1,120平方メートルの整形無柱空間とし、さまざまなオフィススタイルに適応した自由なレイアウトを可能とする。空調はワンフロアをゾーン分けして部分制御可能な個別空調システムを採用し省エネを実現。非常用発電機、災害時の帰宅困難者受け入れのための一時滞在スペースや防災用備蓄倉庫の設置など、災害時の対応拠点としての機能を整備。地域の防災機能の向上を図る。

 賑わいある駅前と昭和通りから街区へと人の流れを誘導する新たなルートとなる広場(公共広場)や、人通りも少なく沿道の賑わいが不足していた東側区道へと人の流れを誘導する広場を設置するほか、地区周辺道路の電線類地中化による歩行動線や景観整備など、安全で快適な歩行者空間を形成する。

 竣工は、2019年5月の予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。